島医者の離島日記 〜"あの先生"であったこと〜

島医者の経験をもとに都市部の医療と比較

自己紹介とビジョン

初めまして。

医師7年目 総合診療専門医、家庭医療専門医の菊池 徹哉と申します。

 

まずは自己紹介。

私は東京出身、沖縄県で研修を行い、医師5年目から沖縄県南大東島(人口約1300人)という離島の診療所で2年間働いていました。

現在は東京に戻ってきて、都市部診療所で働いています。

2022年1月に総合診療専門医取得、2022年10月に家庭医療専門医取得し、今後、指導医の申請を行う予定です。

 

南大東島には新型コロナウイルスが流行し始めた2020年4月から2022年3月まで、医師1人、看護師1人の環境の中、"島医者"として赴任しました。

未曾有の新型コロナウイルスの対策、日常的な診療、急患対応、行政との連携、島民との触れ合いなど、たくさんの経験をしました。

その中で、様々な経験から悩んだこと、感じたことを何の役に立つかはわかりませんが日記にまとめていました。

2年間過ごした南大東診療所

この度、ブログを始めた理由は、2年間の島医者経験について日記を頼りに振り返りながら、現在働いている都市型診療所との違いを比較することで、離島医療の現状や課題、私の専門分野である"家庭医"についてを皆さんに知ってほしいと思ったからです。

 

島医者は"医師"として、"住民"として、時には"家族"として、患者さんと接する機会が多くあります。

その中で"家庭医"として果たしてきた役割や意義を知ってもらえると嬉しいです。

 

次回は『南大東島』について話していきたいと思います。

お時間がある時に気軽に読んで下さい!

初めて上空から見た南大東島